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三姉妹探偵団

3姉妹が始めて出合った火事、そして焼け跡からは女の死体が発見される。
しかも、父に殺人容疑がかかり指名手配となってしまった。
さあ、父の無実を証明するため、3姉妹の探偵業が開始した!
ユニークな3姉妹のミステリー第一弾です。

三姉妹探偵団

画像 主人公の佐々本の次女、夕里子、高校3年生17歳。しっかり者で元気いっぱいの、佐々本の主婦役である。
姉、綾子、大学1年生19歳。人並み外れて気が弱く、泣き虫で優柔不断、しかし、おっとりして人が良い。
三女珠美、14歳。中学2年生、食べ盛りでクール、要領が良く「先天的ケチ」のしまり屋だ。
3人の母親は5年前に亡くなって、父と娘3人で暮らしている。 

こんな3姉妹の出合った初の事件です。

夕里子は煙の匂いに気づいた。

「あ、畜生!」
 …
「珠美! 起きて!」
「えっ? なに? どうしたの?」
「何時?」
「火事よ!」
「えっ? もう9時? 遅刻だわ!」
「馬鹿、火事だって言ってんの。早く降りろ、こら!」
 …
「姉さん! 起きて! 火事よ!」
「姉さん!」
「何よ…」
「火事よ!」
「火事? -どこが?」
「うちが、よ! 早く起きて! 逃げるのよ!」
「立たなきゃ! ほら、煙を吸っちゃうわよ」
「うん…」
「パパは?」
「出張中」
 …

こうして、夕里子が勇敢にも、窓を椅子で破り3姉妹は脱出する。
そんなわけで、夕里子は友人の家に、他の2人は先生の家に寝泊りすることになったのだった。

翌日、夕里子のもとへ2人の刑事がやってくる。

「この部屋は?」
「父の部屋です」
「ここから火が出たらしいんだよ」
「でも…火の気がありません。それに父は出張でいませんでした」
「だからおかしいんだよ。どう考えても放火としか思えない」
「もう1つ大変なことがありましてね」
「何でしょう?」
「この押入れのあたりからね」
「女の死体が見つかったんだよ」

検視の結果は、女は刺し殺されていたと言う。
女の名は水口淳子で、妊娠していたそうなのだ。
そして、父は待てど暮らせど、帰ってこない。
そのせいで、指名手配されてしまった。

今日、3姉妹は駅前の喫茶店に集合していた。

「ここ、誰が払うの?」
「私が払うわよ」
「じゃ安心だ」
 …
「こういう人が1人いないと家計は成り立たないの」
「じゃ、ともかく話をするわ」
「パパは今や殺人容疑で手配中。うちは焼けて、私たちは無収入、住所不定ってわけ。嘆いてたって始まらないわ。自分たちの手で、何とかしないと」
「どうするの?」
「私たちの力で、パパの無実を立証するの」
「どうやって?」
「真犯人を見付けるのよ!」

こうして、3姉妹の探偵業が開始したのでした。

まず夕里子は、殺された水口淳子の恋人が誰だったか調査するため、姉の綾子を水口の会社にアルバイトとして勤めさせるのだが。

さて、3姉妹は真犯人にたどりついたのか。
そして、その人物とは!  >>本をみる

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コメント (2)

dave:

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2007年04月16日 01:32に投稿されたエントリーのページです。

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